りきだいのブログ

大学生が自分の事、好きなことなど書き記していきます(マーベル、特撮、五等分の花嫁に過剰反応)

恋愛モノは一切興味なかった自分が語る『五等分の花嫁』の魅力(ネタバレ無し)

マジで興味なかった恋愛モノ

今年で晴れて大学生となった自分ですが今まで漫画、ドラマ、映画などを含めた作品どころか友達の色恋話も本当に興味が持てなかったです。もちろん観たり聞いたりした上で「恋愛?勝手にすればいいじゃん。俺関係ないしw」と滅茶苦茶他人事として捉え、作中の恋愛観など全く共感できませんでした。(当の本人は彼女いたことありません。)

そんな僕ですが友達に勧められアニメ『五等分の花嫁』をabemaTVで視聴したところ見事にハマり、アニメ2期まで待ってたまるか!!と最終話を観た次の日に現在(5月25日時点)で発売している9巻までまとめ買いしてきました。

この記事ではそんな自分が『五等分の花嫁』の魅力を自分なりにネタバレ無しで書き記していきます。

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アニメ一気見した翌日に本屋開店と同時に駆け込み購入しました

 

そもそも五等分の花嫁とは?

現在週刊マガジンで春場ねぎ先生が連載しているラブコメ漫画です。家に借金があり貧しいながらも学年一の秀才である上杉風太郎は父親が紹介してきた相場の5倍の報酬がもらえるといわれる家庭教師のバイトを引き受けますがその教え子が転校してきた同学年の落第寸前の五つ子姉妹である一花、二乃、三玖、四葉、五月の5人だと判明します。最初は嫌々ながらも風太郎は彼女たちの卒業を懸けて奮闘していくというのが主な話の内容となります。一人の主人公に対しヒロインが五人、それっていわゆる「ハーレムもの」じゃないの?と考える人もいるかもしれませんが自分は全くそう思いません。風太郎は「恋愛」とは学業から最もかけ離れた愚かな行為と考え自身の立場もあくまで勉強を教える家庭教師であってヒロイン達を生徒としか思っておらず異性としては全く見ていません。ヒロイン達も最初は勉強をあらゆる手段で教えようとする厄介者扱いです。しかし彼女たちは風太郎の成績を上げさせてやりたいという純粋な思いを通じて徐々に理解していき中には特別な感情が芽生える者も現れます。そういう点ではこれはれっきとした純粋な恋愛作品です!!僕のくそ下手な説明で分かりずらければまず読んでくれ!!

pocket.shonenmagazine.com

一話から三話まで無料で読むことができます。

 

キャラが可愛い

恋愛ものというか漫画では当たり前ですけどヒロインが可愛い!しかしこの漫画、他と違うのがヒロインが五つ子の姉妹であること。顔は基本同じようなパーツですがみんな性格や考えがバラバラで‟みんな違ってみんな良い„を見事に表していると思います。

話のそもそもの進み方は主人公が自分の目的をもってヒロインに勉強を教えていくものです。現在ジャンプのほうにも似たようなラブコメが連載されていますが向こうは得意と不得意の科目が明確に分かれています。一方で五つ子姉妹たちはほとんどが大の勉強嫌いであり、成績は全教科最悪です。勉強できない女子って可愛くない?

ヒロインが複数登場する話では一般的に読者は「推し」と呼ばれる自分の好きなキャラを確立していくのですが不思議なことにこの作品は読み進んでいくうちに「推し」が分からなくなります。もちろん自分の好きなキャラが増々好きになったという人もいるでしょう。

自分も推しはいます。しかし他のヒロインのまっすぐな気持ちが素敵すぎる!!そのせいで見事に推しが一人では収まらない浮気状態に陥っております。

 

それと全員ナイスバディです(直球)

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五つ子であることを最大限に活かした話の展開

何度も言いますがヒロインは五つ子!性格は違えど顔はほぼ一緒です。なので家庭教師の風太郎も服装など以外で見分ける手段を現在持ち合わせておりません。それゆえ他の姉妹に変装し風太郎を混乱させる、今後の展開に影響を及ぼすような重要人物が顔は見えても誰だか分からないなど他の作品では絶対不可能な話の展開が可能となります。自分の中ではそれが『五等分の花嫁』と他の作品との明確な差であり、面白さであると考えています。

 

 他の戦力(ヒロイン)の追加投入の心配無し!!

一話の時点で主人公と将来結婚するヒロインは必ず五人のうち一人であると描かれています。つまり話が進んでいくと突然後出しじゃんけんの如く主人公に好意を抱く別の人間が投入されるといった展開になる心配も全くありません!この安心感は滅茶苦茶デカいです。もちろん五人のヒロインが全員最初から主人公を好きになっているわけではないので同じでは?と思うかもしれませんがあくまで最初は毛嫌いしていたヒロイン達の気持ちの変化も楽しむ作品ですので暖かい目でお願いします。

実は最終的に主人公とヒロイン全員が結ばれるいわゆる「ハーレムエンド」になるのではないかとささやかれていましたが原作者の春場ねぎ先生はこれを否定しているのでその心配はなさそうです。さすがに主人公を五等分なんてわけにはいきませんしねw

 

 

考察が熱い!!

ファンたちにとってはこれが醍醐味ではないでしょうか?バトル漫画などでは今後の展開や張られた伏線、意味深描写の意味など日々ネットを中心に熱く語られていますがそれ、『五等分の花嫁』でもできます。

実はこの作品、注意深くよ~く見てみるとキャラの発言から動作、さらにはヒロインそれぞれのキャラクターソングにまで伏線や意味深な描写が数多く散りばめられているのです。それらに気づくと何かを深く考えざるを得なくなるのが我々です。そして我々が導きだしたいと奮闘する最終目標は「誰が主人公と結婚するかです」。

上記の通り最終的に主人公と五人のうち必ず誰かが結ばれます。花嫁の顔と姿は判明していますがそれだけでは全く判断できません。(台詞もありますがアニメでは声で判断されないよう花嫁が喋る場面だけ字幕です)だが伏線やヒロインの心情などをたどればそれっぽい「もしかしたら?」が見えてきてその気にさせてしまうのがこの作品の深い沼である。考察はあくまで考察なので一度沼に浸かった我々は原作者による最終的な答えが提示されるまでテスト返却寸前の如くソワソワと落ち着きのない日々を過ごさなければならない。だがそれが正直楽しいというおかしな感覚に陥っている僕はおそらく末期症状でしょう・・・。

youtuberにも考察を行っている方々はたくさんいますが四葉を誰よりも愛する二乃推しこと「赤眼アッセン」さんが自分はお気に入りです。彼は軽いノリと変態発言で最新話(86話)の超重要展開をほぼドンピシャで的中させた脅威の考察者です。(動画にはネタバレなど含みますので視聴の際は気を付けてください)

www.youtube.com

 

 最後に

 この作品について語りましたがやはり熱はまだまだ冷めないと思います。自分は今まで目を通した漫画など決して多くはありませんがおそらく『五等分の花嫁』が読んでいて楽しいと思える初めての作品なのかもしれません。

この作品を勧めてくれた友に最大限の感謝をしつつ、折り返しを過ぎたこの作品の結末を見届けていきたいと思います。

この作品が終わった時のロスはとんでもないだろう・・・(確信)

 

ちなみに自分は四葉を一番応援しています。

 

 

  6月17日発売の四葉の花嫁衣裳が表紙の『五等分の花嫁』10巻が待ち遠しい!!

アニメ2期も早く放送して!!